薬膳茶の通販「長崎薬膳ROKO.」
薬膳は、食材の性質を上手に利用して、体質に合わせた食材を選び、季節や環境にあった食生活により、日ごろから病気を未然に防ぐ健康食と言えるでしょう。
食物には、体を温めたり冷やしたりする五性(熱・温・平・涼・寒と)の働きがあると言われています。
薬膳の考え方の基本は、そのような食物の働きを利用して、一人ひとりの体質に合う食べ物を摂取することにあります。どんなに栄養価があっても、自分の体質に合わない食べ物は、成果がないと考えるところがあります。
薬膳と呼ばれる「食養」では、中国歴代の本草家(漢方の生薬学学者)たちによって何千年もの間、研究されてきました。そこには現代の成分分析だけの理論では遠く及ばない成果が見られるようです。
薬膳・食養は、現代栄養学とは異なり、陰陽論、五行説、気血水理論などが基本理論となっています。
万物のすべては陰と陽に分かれており、単独で存在すること
はなく、互いに対立しながらも同時に依存しあう関係で成り立つ理論。
万物を 木・火・土・金・水 の5種類に分類し、それぞれが 互いに影響を与え合い、循環するという考え方。
人間の生命活動に必要な要素を、気と血と水の3種類に分類し、この3つの循環が病気や健康に影響するという理論。